第5回 春sp
鈴鹿エンデューロ
レースレポート
(2014/5/17-18)

 春の鈴鹿エンデューロに参加した皆さん、お疲れ様でした!
 皆さん頑張っていましたね。大我君が去年の秋に続いて表彰台の3位に!秋は2位だったので残るは・・・期待してます!!田平さんもアタック240で9位とすごいです!桑島さん落車に巻き込まれたそうで残念でしたね。
今年も写真を撮ったので見てください。

成績発表〜〜

種目 選手名 順位 周回数
3時間ロード 桑島 DNF 7周
4時間ロード 鈴木教 中嶋 19位 26周
東出 長谷川 65位 24周
鍛冶 水野 98位 23周
アタック120 大我 2位 2h42m57s
浜中 11位 2h55m29s
宮嶋 75位 3h12m25s
アタック240 田平 9位 6h32m17s

レースレポート

 ―レース展開―(桑島レポート)

スタートの位置取りは、ちょっと遅れて、スタートラインから7列目ぐらい。 100番手ぐらい。まずいな。
スタートしてローリングスタートがはじまり、あいかわらず シケインを抜けるまでは大混乱状態。バックスタートでリアルスタートしたが ママチャリやら、フラットバーもいて、めちゃくめちゃくちゃこわい。
コース左側には、3min先行スタートの6hrエンデューロ組がいて、 これを大集団で抜いていかなくてはならず、まったく気が抜けない状態。 1周目から、1コーナー立ち上がりの向かい風の始まる区間で早くも落車発生。 何とか避けるものの、その後も各コーナーでひやひやしながら走る事になりました。 なんとか先頭集団で走り、少しづつ前に上がっていき、今年もいい順位が とれそうかもと思っていました。
1hr近くたっても、先頭集団はかなり大きく、70人ぐらいはいたと思います。 S字コーナーは、追い風ということもあり毎回60km/hで下っていたのですが、 目の前で2台が落車していたらしく、そこに自分の前の人か突っ込み、 さらに、僕もこの速度では避けきれず突っ込んで、前方に1回転し落車しました。 背中から路面にたたきつけられ、右すねをすりむき、左足もひねったらしく、 ふくらはぎが攣ったような状態でした。バイクはチェーンがはずれ、 ハンドルがあさっての方向を向いていました。
とりあえずチェーンをかけ直し、走り始めたのですが、一度落車したせいか 背中の痛みと、左足のふくらはぎが攣ったような状態で、 スピードが出なくなってしまいました。結局 あと2hrも走るのも無理と判断し、DNFしました。ついてない・・・ 。


 ―レース展開―(田平レポート)

気楽に完走目標で行くつもりが去年より速く走れました。−9分
しかし、1位は5h37m 1時間差もあり、5周回抜かされました。完全に次元が違います。いくら9位でもこれだけ差がひらくとあまり嬉しくないのが本音です。
スタートから約2時間半は先頭グループになんとかへばり付いていました。 紳士協定により2回先頭を引く場面もありました。
先頭グループに段々と人が少なくなり、列も1列になり、体のあちらこちらに乳酸が溜まりパフォーマンスも低下しまたシケインの立ち上がりでちぎれました。
ここで、上位を狙うのはあきらめ単独走を決意。
スタートから3時間30分でpit in、切れた水の補給と軽く補給食を口にして再スタート。このとき140k走っていました。 その後、どうも左の足裏が痛くなり我慢できなくなり再度pit inしました。 シューズを脱ぎマッサージをしようとしましたが触るだけで痛く、駄目かも、リタイアも考えました。
この時点で180k走行済み。 あと60kかと落胆しながら、 後藤さんの朝練時の言葉を思い出しました。
[上りは気合いと根性、下りは愛と勇気]。
鈴鹿のコースに当てはまるかわかりませんが、走り切るには根性が必要です。 もう順位よりも完走が目的、でもえらいから早く完走したい。 痛みをこらえて再スタート。
しばらくすると、1位2位の人が自分を抜いてゴールしました。どうしてあんなに速く走れるか、なんであんなに元気なのか疑問に思いつつ、自分の残された周回を黙々と周りました。
風が強くなり、ホームストレートと西ストレートは向かい風。ホームストレートは速度19kしか出ません。上りはへたれへたれ。 ただヘアピン辺りから追い風に変わり40kぐらいでいいペースで走れる。S字下りも55kで下る。下ハンのばかり握っているので腕まで痺れてきました。
去年みたいに残りの周回確認で[あと1周あります]と言われないよう230kまでメーターを回そうと決意。 気力と根性でこんなもんだろうというところでメーターの距離確認、220と出ていた。あと少し。
そしてメーターが230となりこれが今が最後の周回と確信しゴールラインを通過。恐る恐る周回確認所で確認したところ[1150,たひらさん...40周走ってます]
ヤッター!
今回もこんな感じでした。やはり200k超えは厳しいです。順位なんかよりも根性です。今回完走出来た人は約180人中、73人。過酷です。
ツールの選手はすごいですね、毎日200k走って ゴールスプリントするのだから。

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